"たね"vol.2
ミトコンドリア遺伝子
植物は、核・ミトコンドリア・葉緑体のゲノムによって遺伝情報をコードしている。そしてそれらは相互作用しあってタンパク質を作っている。(1) 前回述べたようにこれを利用したのが雄性不稔のF1種の栽培。
今ではミトコンドリアDNAの何が雄性不稔の原因なのかも解明されており、さらに交配技術が進むと考えられる。(2)
参考文献:
1. 雄性不稔遺伝子と稔性回復遺伝子、三上哲夫、1991
2. 東京大学大学院農学生命科学研究科農学部、プレスリリース、https://www.a.u-tokyo.ac.jp/topics/topics_20190709-1.html(参照日:2019.9.2)