“技術”vol.22

結晶スポンジ法

藤田誠教授

 

液体でかつ結晶のような性質をしめすものを作り、そのなかに分子を捉えてそのまま液体クロマトグラフィーに流し分離し、X線解析することで、いままでより少量かつ化学修飾がないそのままの分子が分析可能となった

 

ポイントはスポンジ結晶をつくる分子の対称性。三つの環がひとつの環を囲う構造をしている。

 

参考文献

https://www.u-tokyo.ac.jp/focus/ja/features/f_00051.html

”技術"vol.21

トランジスタ

 

トランジスタの役割は主に二つ。

1. 信号を増幅する

2. 回路のON/OFFを切り替える

 

その構造は、半導体のNPが交互につまり、NPNまたはPNPとなっている。

リンクの動画のように、片方の半導体のペアに小さい電圧をかけ電流を流すことにより、もう片方のペアの半導体にも電流が流れ、信号が増幅される。

https://www.murata.com/ja-jp/campaign/ads/japan/elekids/compo/transistor

 

 

"伝統工芸品"vol.4

和紙細工の灯

 

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「木漏れ日」のような光、と表現されている。

和紙の原料はきであるから、そこから光がかすかに差し込む様子をたとえたのだろうか。素敵。

 

参考文献(2019.11.22)

長田製紙場、https://osada-washi.jp/echizenwashi_sukiakari.html

 

“技術”vol.20

ゲル

 

ゲル、とは、高分子でつくるネットワーク構造を溶媒で膨潤させてできる二成分性の物質である。(1)

 

ゲル内の高分子鎖はかなり不均一。たとえば折れ曲がってるところもあればきれてるところもあればねじれてからまってるところもある。

 

しかしPEGを使って、かなり均一なゲルを作ることに成功した。

均一性をはかる方法としては動的散乱光法が用いられた。動的散乱光法とは、試料にあたり散乱したレーザー光の、試料のブラウン運動との相互作用による揺らぎにより、粒子サイズをしる方法。

 

均一なゲルを作ることができたポイントは、高分子の構造が四つの手をもった四面体構造をしていて、ダイヤモンドのような秩序だった構造を形成するからのよう。(2)

 

コメント

ゲルが二成分系である、という定義が興味深かった!また高分子を四面体型に設計するのは面白いと思った!

 

参考文献

1. http://molsci.center.ims.ac.jp/area/2012/papers/3P070_m.pdf

2. https://shibayama.issp.u-tokyo.ac.jp/one_point/files/softdiamondgel.html

“伝統工芸品”vol.3

和傘

 

和傘で有名なのは岐阜県

そこにほぼ一人で一から傘をつくる職人さんがいる。美しい傘。

http://kasabiyori.com/category/products/

ぜひインスタもフォローを。

https://www.instagram.com/kasabiyori/?hl=ja

"建築"vol.1

メタボリズム

 

戦後日本の工業技術革新と経済成長を糧にしながら、西欧から建築技術を取り入れそれを都市の発展と共に建築を有機的に更新していこうという建築運動。新陳代謝、を語源にもつメタボリズム

 

代表的なものに、黒川紀章のカプセルタワービルがある。中央の柱から無数のカプセルが伸びており、これらは取り外し可能。

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参考文献(2019.11.19)

https://webdesignmagazine.net/kisho-kurokawa/