"骨"vol.2

関節の形状と軟骨

 

関節の形状

関節には3種類(1)

不動関節:動かない。頭蓋骨に多い。

半関節:骨同士が軟骨で連結していて、数ミリの範囲で動く。

可動関節:凸と凹の骨の部分が連結していて、動くことができる。可動部と不動部の形(球状か円盤状か、馬の鞍状か楕円状か)により、可動方向とその程度が違う。

f:id:carrot1306:20190921122510p:plain(さらなる例については参考文献1参照)

 

軟骨

前回紹介した70%が無機物質の骨の組成と違って、軟骨の約75%は水、残りはコラーゲンやプロテオグリカン(糖とタンパク質の複合体)でできている。(2)

軟骨のクッション性についてはまた後々。

 

コメント

関節の形によってヒトの動きが制限されていて、その適材適所な制御の仕組みや、骨の新陳代謝の仕組み気になった。軟骨についても水分がかなり多く、無機物質がほとんど含まれていないことは意外だった。詳しい結晶構造などを今後調べていきたい。

 

 

参考文献

1. ナースフル、https://nurseful.jp/nursefulshikkanbetsu/orthopedics/section_0_00/(参照日:2019.9.21)

2. J-Stage、軟骨代謝と関節機能