"植物"vol.2
気孔
二酸化炭素や水蒸気をやり取りする気孔。太陽光が当たる日中は、光合成の為に二酸化炭素を取り込んだり、植物の温度を気化熱で下げる為に水蒸気を取り込む。その際、気孔の穴の大きさは大きくなっている。どうやって制御されてるのか?
1. 水を取り込むことで気孔の細胞の体積を大きくする。
1. 下の図がとてもわかりやすい。
(1)
2. 細胞の形や核の位置は、様々なタンパク質により制御されている。
気孔の形が変わる際にもこれらのタンパク質の分布が変化することが確認された。(2)
そのほかにも、砂糖水に浸すと、気孔の植物内でも分布が変わる、という研究もあった。(3)
コメント
アクアポリンの制御による、気孔の形の制御の気孔は特に興味深かった。植物の仕組みにはやはり驚かされることが多い。
参考文献
1. JST、https://www.jst.go.jp/pr/announce/20131224-2/index.html#ZU2(2019.11.6)
2. 東京大学大学院、http://www.k.u-tokyo.ac.jp/info/entry/22_entry105/(2019.11.6)
3. 東京大学大学院、http://www.k.u-tokyo.ac.jp/info/entry/7_entry12/(2019.11.6)