“紙”vol.4
セルロースナノファイバー
ティッシュ一繊維には1億本のセルロースナノファイバーが入っている!セルロースナノファイバーは鋼鉄の5倍の強度!
そんなすごいセルロースナノファイバーだけど、セルロースが主成分の木から作れる。でもその作り方が大変だしコストがかかる。
でも木からうまくセルロースでてきているナノ(→とても小さい)ファイバー(→繊維)(以下CNF)を取り出すことができたら、とても密度の小さい強力な素材になる。
特徴として、光を通し透明、かつ、熱を通さない、が挙げられる。
どういうことか
光を通す、とは、光と相互作用しないということ。ある素材のなかに、光の波長より大きい隙間などがあれば光はその素材を通る間にいろんなところにぶつかって、別な形ででてきて、白く見えたり黄色く見えたりする。しかしCNFは密度がとても高いためそんな大きさの隙間はない。
また、熱を通さない、とは、熱を伝える媒体である空気の分子の相互作用をさせない。つまり、空気の分子と分子の間の距離(70nmくらい)の間に障害物をもうける。
コメント
熱を通さない、というのを上のように考えたことがなかったから興味深かった!