"FOOD"vol.3

Aquaponics

 

水産養殖(Aquaculture)と水耕栽培(Hydroponics)を組み合わせた栽培方法。

1970年代できた言葉だがそのルーツは西暦1000年ごろのメキシコ原住民が川で植物を育てていたことだと言われている(1)。

Aquaponicsの主要構成要素は3つ。魚・植物・微生物。

魚は排泄物とアンモニアを生成する。このアンモニアは微生物によりNO3まで分解され植物の栄養になる。また植物により供給される酸素リッチな水が魚に供給される(2)。

このような相互関係のサイクルがある。

 

海外では子供用のbackyardのプールを利用することもあるらしい(3)。

 

 コメント

Aquaponicsがこんなにメジャーな言葉とは知らなかった。確かに海での養殖では水の富栄養化が指摘されている。例えばまいたえさのほとんどは魚に食べられずそのまま流れていく。施設代などはかなり高そうだが、なるべく簡易な施設でできるようになればかなり効率的な栽培ができそう。

海外では子供用のbackyardのプールを利用することもあるらしい(3)。だから有名になったのかも。富士フィルムの伊藤さんが講義で言っていた、innovation:技術プラス多くの人に受け入れられることが必要、の一例になると思った。

 

 

 

参考資料

1.AQUAPONICSさかな畑、https://aquaponics.co.jp/about-aquaponics/(参照日:2019.9.30)

2.日本アクアポニックス、http://www.japan-aquaponics.jp/what-is-aquaponics.html(参照日:2019.9.30)

3.RESEARCH INSTITUTE、https://permaculturenews.org/2016/01/19/converting-a-swimming-pool-to-grow-fish/(参照日:2019.9.30)